MIZUKism-ミズキズム-

（たまにはSMの話題から離れて）

遅ればせながら『沈まぬ太陽』見てきました。

舞台挨拶の時に主演の渡辺謙が男泣きしているのを見て
「これは映画館で見ねば！」と心に決めていました。

作品はインターミッションを挟む3時間以上の長尺、だけどそれを感じさせないストーリー展開で、各メディアが絶賛しているのも納得のものでした。


大好きな女優さんが二人も出てたし♪（松雪泰子さんと鈴木京香さん）。

三浦友和の憎たらしぃ～演技も良かった。

原作者の山崎豊子さんの情報量と取材力も改めて感心しました。
（「不毛地帯」や「華麗なる一族」がドラマ化されていますが、私はこの人の「しぶちん」という作品が大好きです。）

でもこの作品で一番感動したのはやはり渡辺謙の演技でした。

複雑な心理状況、苦悩し葛藤する様、過去から「現在」へ時間が流れるにつれてのくたびれ具合等…

「過酷な状況でうちひしがれて、だけど抗おうとする情けない男の人の姿が描かれている映画が好き。
他の作品でいうと『ALWAYS 3丁目の夕日』の吉岡クンや『ホテルビーナス』の草?クン、
『蒲田行進曲』（古っ）の平田満なんかサイコーね♪」的な感想を、一緒に見に行った友人（彼女は私が女王様業をやっているのを知らない）に話すと
「あんたってホントにドSよね…」
と言われてしまいました………

（結局SMつながりの話で〆てしまいました^^;）